『みずうみ』/ Melancolia Storytelling

わたしの物語の水深を深める。そんなお花屋さんの夏至の扉。「眠れる森」は深閑と。その「みずうみ」はひんやりと。三作目の小説「みずうみ」。やりきれなく静かで愛らしい一編。11曲入りのサウンドトラックCDと真っ白な箱に入れて、ドイツ製のリボンで巻いて。お花屋さんで新作の小説が発表できることに、そのお花屋さんのたゆまぬ物語のかけらになれることに繰り返し感謝して。わたしの物語の水深を深めながら。みずうみはひんやりと。

眠れる森

お月さまのひかりは広い宇宙を隅々までひたす。鳥たちの歌声は空一面にひびきわたる。草や木の恵みは地上の生き物のために芽を吹きそして人間の魂は感謝の気持ちに満ちて精霊たちのもとに昇ってゆく。Rudolf Steiner6月緑のなかにアナベルの白やフランボワーズの実の色が森を庭を鮮やかにぬりかえて行くシーズン夏至の日に向けて初夏の花屋で小さな展示をひらきます。緑の庭に作品を寄せてくださる3人のアーティストはこちらです。吉村眸 造形作家Melancolia Storytelling 詩人、園芸家、音楽家、 … un jourキャンドル作家exhibition"眠れる森"かはじまるまでそれぞれの作品をすこしずつご紹介していけたらと思っています。*